東京都世田谷区の内科,アレルギー科,呼吸器内科,
花粉症外来,禁煙外来, 睡眠時無呼吸症候群外来など
医療法人社団ウェルブレス会 三茶クリニック

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花粉症・食物アレルギーなどの諸症状、アレルギー検査


花粉症、食物アレルギーなど色々なアレルギーとアレルギー検査

●季節の花粉症と環境の要因
花粉症の要因は代表的な『スギ』『ヒノキ』以外にも春・夏・秋・冬各季節に季節により様々なアレルギー症状を引き起こす木々や草花があります。
通勤・通学における街路・公園、ジョギング・ウォーキングなどに利用する運動施設など身近な生活で触れることの多い場所に植えている樹や草木、趣味の散策・郊外でスポーツ活動する場所に群生する草花、などから体に取り込み影響する場合があります。
●2月~5月 スギ、ヒノキ
●3月~6月 ハンノキ、シラカバ、ケヤキ、コナラ・クリ(ブナ科)、オリ-ブ
●4月~8月 カモガヤ・オオアワガエリ(イネ科)
●7月~11月 ヨモギ・ブタクサ・カムナグラ・イラクサ


『スギ』花粉のみにアレルギー症状が出るケースもありますし、多くの樹・草花の花粉にアレルギー症状を引き起こすケースもあります。
また、草木の花粉以外にも『ダニ・カビ』『ペットなど動物』『虫』などを原因としてアレルギー症状が起きる場合もあります。
閉め切った室内には『ダニ・カビ』の繁殖も増加しますのでご注意ください。

●アレルギー検査
アレルギー症状には、継続的な咳、慢性的な鼻炎、目のかゆみ、じんましん、めまい、倦怠感などさまざまな症状があります。
まずアレルギー検査により、ご自身が
・何に対するアレルギーを持っているのか
・どの程度のアレルギー抗体レベルなのか

原因を調べたうえで、対策を考えていく事はとても大事です。
季節の花粉以外にもアレルギー症状の要因として、
●ハウスダスト・ダニ・エアコン等によるカビ
●イヌ・ネコなどペットや接する機会のある動物
●食物・・・『卵』『乳製品』『小麦』『そば』『ピーナッツ』、キウイ・バナナなど『果物』、エビ・カニなど『甲殻類』          他さまざまな食材や食べ物

同時にいくつかのアレルギー要因に対する項目を検査することが可能です。
例) スギ・ヒノキ・カモガヤ・ハウスダスト・イヌ・卵白・そば・トマト・バナナ・エビ・カニ・イクラ
例) ダニ・カンジダ・ピティロポリウム・ネコ
など症状によって生活環境や習慣、食生活など身近なアレルギー症状を引き起こす可能性のある項目を選択して検査することができます。
アレルギー検査は随時行なっておりますので、ご希望の患者様はお気軽に受付時、診療時にお申し出下さい。

●花粉症治療の内服薬の一例  
花粉症の代表であるスギ花粉を例にあげますと、飛散前の1月下旬頃から内服薬を飲み始めると症状が軽減されやすくなります。。
花粉症治療に用いられる抗ヒスタミン薬(一般的にアレルギーのお薬と言われているもの)をスギ花粉の飛散が開始する3~4週間前(症状の出る前)から内服開始します。
そうすることで、アレルギー症状が出た後に薬を飲み始める場合に比べてアレルギー症状が軽くすむことが多いとのデータが出ています。
特に鼻炎、くしゃみが強いタイプの人に有効性が強いです。

●アレルギー性鼻炎の外用薬『鼻スプレー』  
アレルギー性鼻炎の重症の方や鼻づまりが強い方は内服薬との併用が効果的です。
最近、予防効果が明らかになってきているものに、局所ステロイドスプレーがあります。
効果が強く副作用が少ないため、症状が強く出る人や鼻づまりが強い人には、内服薬に加えて局所ステロイド薬のスプレーを併用します。
局所ステロイド薬のスプレーは、ステロイドの内服薬と違い使用量がごく微量で体に吸収されにくいため、安心して使用して頂けます。

●増加する『食物アレルギー』
現在、わが国では3人に1人はなんらかのアレルギーを持っていると言われています。 全国公立小・中・高校生においては10人に1人の割合だった、との報告書も発表されています。
『食物アレルギー』はその人その人により原因となるアレルギーやその量も異なります。
また、同じ量のアレルギー物質を摂取した場合もその時の体調により、大きく反応する場合もあればそうでない場合もあります。
次のアレルギー物質を含む食品の表示は食品管理法により、すべての流通過程にある食品・添加物において必要、もしくは記載を推奨するとしています。


特定原材料
7品目(義務付け)
卵・乳・小麦・えび・かに (理由:発症件数多い)
そば・落花生 (理由:症状が重篤化する場合もあり注意が必要)
特定原材料に準じるもの
18品目(推奨)
あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・松茸・桃・山芋・りんご・ゼラチン
『食物アレルギー』は成長にともない大半は耐性を獲得(アウトグロー)していきます。
乳幼少期の即時型『食物アレルギー』の主な原因である卵、乳製品、小麦等に対するアレルギーは、その後の成長とともに80~90%はアウトグローし軽くなり、消失していきます。
(※即時型『食物アレルギー』・・・数分~2時間以内で症状が発症するアレルギー)一方で、そば、甲殻類、落花生(ピーナッツ)、ナッツ類などは耐性を獲得しにくいアレルゲンです。
また、アレルギー体質(アトピー素因)がある場合、幼少期の『食物アレルギー』やアトピー性皮膚炎に始まり、成長するとともに喘息(ぜんそく)やアレルギー性鼻炎に変遷していくアレルギーマーチという傾向もあります。

しかし、このことも誰もが同一の症状を引き起こして、次から次に発症するわけではなく、アレルギー性鼻炎のみを発症するケースもあれば、喘息(ぜんそく)のみ症状が出現することもある、など人によって大きく異なります。
また、アレルギー症状においては都市生活における大気汚染、住宅の気密性、ダニ・ハウスダストなど成長過程における環境要因によるものも大きく影響します。